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「オルフェウスの窓」(集英社文庫版)9巻感想~哀しいやら呆然とするやら

ようやく「オルフェウスの窓」を読み終えたるっちきです(`・ω・´)


「ベルサイユのバラ」の倍近くあるだけあって、読むのにも時間がかかりました。
登場人物も多いし話も難しいから、何度も進んでは戻ってを繰り返したせいもあるけど(;´Д`A ```







ようやく迎えた最終巻もこれまでの展開を考えると楽観できる要素なんて一つもなく、これから起こるであろう悲劇を想像するだけでページをめくる手が鈍ります。


まあ、気になって読みましたけど(;´▽`A


というわけで、以下ネタバレありなのでご注意ください。




9巻の前半ではロシア編である第3部が完結。


物語の中でこの第3部が一番長いので、ここが書きたかったところなのかな。


8巻の最後ではユリウスの身に危険が迫っていましたが、危ないところをユスーポフ候の部下が助け出して一安心。


ユスーポフ候、良い人だな~


氷の刃なんて言われているけれど、懐に入れた人に対しては情の厚い人のように思います。


でも、クラウス(アレクセイ)とは敵対関係にあるんだよね。
この二人が敵対しないといけない時代なのがとても悲しいです。


そして、予想はしていたけど悲しかったのがクラウス(アレクセイ)の死。


何が悲しいって、ユリウスが名前を呼んでしまったせいで彼が撃たれて死んでしまったこと。


ユリウスの心にまた深い傷ができてしまったのがあまりにも気の毒で( ノД`)


さらに、赤ちゃんまで死産してしまうユリウス。


せっかくつかの間の幸せを手に入れたと思ったら、その反動があまりにも酷すぎて涙なしには読めません。


せめて赤ちゃんだけでも助けてあげて欲しかった。
こんなに不幸が連続して訪れたら、精神崩壊しちゃってもおかしくないですよ。


すっかり感情を失って人形みたいになってしまったユリウスが可哀相で可哀相で。


心を失ったユリウスをよそに革命は勃発し、ユスーポフ候は自害。


妹のヴェーラが男装してユリウスを連れてロシアを脱出し、レーゲンスブルクに帰りついたところで第3部は終了します。


第4部は舞台がレーゲンスブルクに戻り、イザークや息子も登場。
マリア・バルバラや先輩のダーヴィトも再び登場します。


イザークの息子可愛いな~~~


ロベルタも亡くなったし、今度こそカタリーナとくっつかないかなとほのかに期待していたけれど、カタリーナはまったく出番なしでがっくりil||li _| ̄|○ il||li


でも、一番がっくりしたのはユリウスの最後!


え、こんな死に方なの∑( ̄ロ ̄|||)!!


あまりにもあっさりしているというか、ここまで引っ張ってきてこんな死に方って…とやるせなさが募りました。


「ベルサイユのバラ」でもオスカルは最後死んじゃうけど、納得の行く死に方だったのに対して、これは全く納得がいかない。


ここまで来て、何の関係もない場所でこんな風に死を迎えるなんて…


あまりにも救いのない最後に、思わず呆然としてしまいましたよ。


せめてもの救いは、お姉さんのマリア・バルバラさんにダーヴィトが求婚したことでした。


誰もいなくなったアーレンスマイヤ家をずっと一人で守り続けていたマリア・バルバラさんは多分かなり苦労をされたでしょうから、皆の分も幸せになってくれるといいな~


イザークも音楽学院の教師に戻ればいいのに。


たくさんいた登場人物もほとんどが死亡してしまい、残ったのはわずかな人たちなんだから、もっともっと自分の幸せを追っても良いと思うの。


これまでさんざん苦労したり辛い思いをしてきたんだから。


そんな風に思いながら、最後のページを閉じました。


最初は音楽学院から始まって華やかな雰囲気だったのが、途中からは革命の話になって、かなり重いお話でした。


難しい時代やテーマを一気に読ませる池田理代子先生は本当にすごい。


もっと若いころに読んでいたら今とは違う感想をもったかもしれないので、今まで読んでいなかったのが勿体なかったなと思わせる作品です。


まだ未読の方は、是非一度読んでみてください♪
読みだすと途中でやめるの辛いので、時間があるときがおすすめです(⌒∇⌒)

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