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十二国記『白銀の墟 玄の月』感想。あまりにも過酷で読むのが辛かった

読書に耽っていたるっちきです(`・ω・´)


10月、11月と2か月続けて小野不由美先生の「十二国記」の新刊が4冊もでたので、時間を作ってはえっちらおっちらと読み進めていました。

でもって、やっと読み終わったのでその感想です♪
ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方、これから読む予定のある方はご注意ください。


いや~長かった!!!


『魔性の子』を初めて読んでから約20年。


ず~~~~~っと気になっていた戴国のお話がようやく読めました。


戴国で何が起こって戴麒が蓬莱に流れてしまったのか、王様はどうなってしまったのか、長年の疑問が解決してすっきりした!


…といいたいところなのですが…


あまりにも戴国の状況が過酷で、民も、官僚も、王を探し続ける李斎たちも、誰もかれもが苦労の連続で胸が痛みっぱなしでした。


特に、今回は死んでしまうキャラがあまりにも多すぎて(T△T)


2巻まではどんどん登場人物が増えていって、漢字も難しいし、半分も覚えられないまま読み進めて行ったのですが、果たして彼らのうち何人が生き残ったのか。


数えるのも怖いくらい生き残った人が少ない…


1,2巻は王はどこにいるんだろう、これからどうなるんだろう、とドキドキしながらも、説明の長さと登場人物の多さにちょっと疲れ、


3巻ではやっと出てきた王様に心踊りワクワクし、


4巻ではこのまま一気に行くのかと思いきや、王様が捕まってワクワク感から一転してどん底まで付き落とされ、


最後は喜びたいけど喜びきれない複雑な心境で読み終わりました。


王様も麒麟も戻ってめでたしめでたしなんだろうけど、これまでに命を落とした人の多さを考えると、手放しで喜ぶことなんてできなくて。


一番泣いたのは、李斎の騎獣の飛燕が死んだところです。


動物(妖魔だけど)が主を守って死ぬのに弱いんですよね。


李斎が冷たくなった飛燕の頭を膝に乗せてなでているシーンでだーっと泣きました(T△T)


恵棟とか、妖魔に魂抜かれてしまった人たちも可哀相だった。


こんな過酷な状況が、たった一人の人間の嫉妬から起こっているというのが何ともぞっとしました。


阿選はほんと、こんなことして満足なのか疑問で仕方がないし、
それをそそのかした琅燦も、「あんた何考えてるのよ!」と壁ドンして問い詰めたいくらい意味わかんないし。


でも、権力も能力もある人だから、こんなことができてしまったんですよね。


元々能力のある人だからそれを生かす方法はいくらでもあったはずなのに、人の心って怖いなとしみじみ思いました。


そんな中でも、成長した泰麒と、暗闇の中で7年も一人でサバイバルをして生き抜いた驍宗のそれぞれの強さがすごかった!


驍宗もすごいけど、麒麟でありながら殺傷をしたり、王でもない人に額づいたりした泰麒の意思の強さがすごすぎる。


意思の力でそんなことまでできるんだ、とびっくりでした。
小さかった頃はできなかったのにね。


それだけ精神的にも成長して強くならざるをえなかった彼の環境が気の毒で、「魔性の子」をもう一度読み返したくなりました。


他の麒麟だったらこうはいかなかったから、なるべくしてなったんでしょうかね。


再会したときの驍宗の「大きくなったな」に涙がまただーっと出ました。


大きくなったし、強くなったんだよ~
もっともっと褒めてあげてよ~


と孫を見まもるような気持ちになってみたり。


最後は結構あっさりだったので、できれば阿選を討伐するところとか、少し落ち着いて泰麒と驍宗が今までの苦労を話し合ったりするところとかも読みたかったです。


その辺は、短編とかで書いたりしてくれないかな~


長かったけど、読みごたえもあったし王と麒麟がそろって生還してくれたので満足です。


急いでさらっと読んだ部分もあったので、また時間をかけてじっくり読み返します♪


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